熊本県球磨郡水上村岩野にある千光山生善院は通称猫寺と呼ばれる寺です。
この寺は寛永2年(1625年)に人吉・球磨地方を統治していた相良藩が
ある霊を鎮めるために建てられました。

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ある霊とはかつてこの地にあった普門寺の住持・盛誉法印が相良藩により
無実の罪で殺されたため
その母・玖月善女はわが子を思い愛猫の黒猫玉垂に怨みを言い含め
わが子の後を追って死ぬと以後猫の怨念により次々と奇怪なことが起きたので
その霊を鎮めるために建立されたと言われています
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山門の前には狛犬ならぬ狛猫が両脇に建てられています。

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生善院観音堂は江戸時代前期(1625年)の建立で
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国指定重要文化財に指定されています。
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観音堂は堂内の金箔や極彩色の厨子や須弥壇と
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堂の内外を漆塗りとした霊屋的な意匠をもつ建物です。
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観音堂と左側が本堂です。
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生善院の本堂前には
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奉納された猫たちや
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猫おみくじと猫絵馬などが並んでいます。
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こちらはねがい猫玉垂
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多言語で書かれている猫寺伝説の案内板
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観音堂裏の倉庫には春の大祭に使用された化け猫の神輿もありました。
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悲運の伝説がある猫寺ですが
猫好きの方なら一度は訪れてみたいところです。