中島の九州ブログ

九州内の名所や行事などを紹介したブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

2015年03月

前回の三角西港に引き続いて「世界文化遺産登録を目指して」
今回は荒尾市の三池炭鉱万田抗編です。
万田抗は大牟田市の他の三池炭鉱関連の施設と共に産業革命遺産群として
構成されています。
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今回は万田抗のみの見学でしたが、大牟田市を含めたこの一帯は
かつて炭鉱の街として栄えただけに炭坑自体から炭鉱専用鉄道、三池港まで
総合的にも文化遺産として非常に価値が高いものがあります。

万田抗自体も重厚な煉瓦造りの竪抗巻揚室や巨大な第二竪抗櫓など、
貴重なものとして国の重要文化財にも指定されており
Aランク近代化土木遺産になっています。

ガイドの方の詳しい説明のもとコースに沿って見学します。      
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 第二竪抗坑口の入口です
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中に進むとエレベーターと呼ぶにはちょっと?と思えるほど
シンプルな鋼鉄製の細長いケージが置かれていました。        
 これに25人も乗って上り下りするというから驚きです。            
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トンネルを抜けると地下264mに続くエレベーターがあった所へと出ます。
現在は埋め立てられて中を見ることは出来ませんが、
当時の労働の苦労の様子がなんとなく想像できます。              
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 万田抗のシンボル的な存在の第二竪抗櫓と巻揚機室です。
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中二階にある重量物を昇降させるウインチの下を通ってさらに上に登ると
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人を昇降させる巨大なケージ巻揚機がありました。
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 36mmのワイヤーロープを巻きつける直径約4mの大きな巻銅です。
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第二竪抗櫓 1908年竣工 高さ約18.9m
 英国製の鋼材を使った総鋼鉄製、トラス構造の櫓です。       
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 うーん、赤煉瓦の建物に何故かたまらなく萌ます(笑)

今回三角西港と万田抗を見学して、改めてその価値の素晴らしさを知り
是非、熊本から世界文化遺産登録地が認定されるのを願って
荒尾市を後にしました。    

三角西港はオランダ人技師ムルドルの設計により、1887年に開港した
明治期における近代貿易港のひとつです。

周辺には当時の石積の埠頭が今でも残り、また建物等も復元され
明治時代の生活を垣間見ることが出来ます。

今回地元ボランティアガイドの方の詳しい説明により
改めて三角西港の歴史について学ぶことが出来ました。
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浦島屋 文豪・小泉八雲も立ち寄った当時の旅館を復元したものです。
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龍驤館の中には三角西港に関する資料等が展示されています
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当時の技術を駆使した石積みの水路

三角西港は明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域のひとつとされ
世界文化遺産登録を目指しています。

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