中島の九州ブログ

九州内の名所や行事などを紹介したブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

2015年12月

初夏には花菖蒲の名所として有名な熊本県玉名市の高瀬裏川水際緑地公園では
現在「高瀬裏川竹あかり」が行われています。
これは地元の地域づくりグループ「玉名燈師」(たまなあかし)の皆さんが
「心の温もり」をテーマに行っているもので、今年で第三回目。
知名度も徐々にアップしてきており、このイベントが玉名の新しい冬の風物詩
として定着しつつあります。
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あたりが暗くなると、約2000本の竹灯篭の光がほんわりと浮かび上がりました。
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各地で青色系統が多かったクリスマスのイルミネーションを見た後は
こういった暖色系の和のイメージの灯りに何か心も温まるものを感じます。

第三回「高瀬裏川竹あかり」は
平成28年1月31日まで行われています。

島原、天草の乱の舞台となった熊本県天草地方には、各地に天草四郎の像があります。
今回はもっと天草知ろう(四郎)と、天草四郎像巡りを行ってきました。
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まずは藍のあまくさ村にある四郎像
 高さ15mと天草四郎像としては日本一の大きさだそうです。     
 確かに顔もデカい。              
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お店の前には普通サイズの天草四郎像もありますが
 こちらは顔も小さめで表情が若干違うようです。        
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天草四郎公園  
ゆったりファッションで顔がちょっと仏像風でもあります。
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 天草パールセンター前
手に鳩が舞い降りています。餌でもあげたのでしょうか?      
いやいや、これぞ天草四郎の神通力?奇跡か          
なかなかの男前です。
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天草切支丹館前
天草四郎の身長約155cmの等身大で作らているそうです。
意外と小柄?
天を示す方向には何が?                   
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鬼の池港前
対岸の南島原市原城跡方面ををみつめる四郎像
(原城跡にも天草四郎像はありますが)
どこか幕末の武士のようにも見えます。

こうしていろいろな天草四郎像を見比べて見ると
それぞれ特徴があってなかなか興味深いものがあります。
天草四郎のイケメン度をチェックして周るのもまた楽しいかもしれません。           

熊本県阿蘇郡高森町の高森湧水トンネルでは
今年も恒例のクリスマスファンタジーが行われています。
回を重ねること今年で第13回目、夏の七夕まつりと共に
今やすっかり高森湧水トンネルの冬の風物詩となりました。
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地元の企業や園児、小学生などが作ったさまざまなツリーが
トンネル中央の水路の上に天井から吊るされ飾られています。
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ペットボトルを利用した大作も
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高森湧水トンネルで忘れてならにないのはこのウォーターパールでしょう。
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水が止まっているように水滴が見えます。
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入口から約550m地点、トンネルの一番奥からは湧水が湧き出でています。
この豊富な湧水のため難工事のトンネルは開通することなく     
現在は高森町の観光施設として活用されています。
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19日からはトンネル内で常設型プロジェクションマッピング
「ミライズン」も始まりますのでそちらの方も楽しみです。      
第13回高森湧水トンネル クリスマスファンタジー
 12月31日(木)まで                
 入園料300円  駐車場有 無料           
    午前9時~午後5時まで (19日のみ21時まで特別夜間開園があります)
                        

長崎県佐世保市にあるハウステンボスでは、現在イルミネーションによる
花と光の王国が行われています。
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今年の目玉は何と言ってもタワーと建物の壁面を利用したこの高さ66m
日本一の光の滝でしょう。
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光の滝は次々と色を変えながら変化していきます。
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圧倒的なスケールです。
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まるでメルヘンの世界に入り込んだみたい
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ハウステンボスのシンボルタワードムトールン地上80mの
展望室から見た光の王国
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こちらは水中から虹色に輝く噴水と運河です
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白い観覧車に乗って上から眺めてみます。
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上から見るとまた雰囲気も変わります。
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プロジェクションマッピングによる
スリラーシティのTFMスーパーイルミネーション3D
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さすがに世界最大級1300万球のイルミネーションは
下手な写真や言葉では到底表現できないほど感動的で見事なものでした。

佐賀県の吉野ヶ里町と神崎市にまたがる吉野ヶ里歴史公園は
弥生時代の遺跡の発掘調査をもとにそれらを整備復元した広さおよそ50ヘクタール
にも及ぶ広大な歴史公園です。

   今回は吉野ヶ里歴史公園をエリアごとに簡単に説明したいと思います。
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南内郭
王や支配者層が住んでいた場所です。
物見やぐらは実際に登ることが出来き
やぐらの上からは遠く佐賀市方面も見渡せます。
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ここには王たちの居住空間を含め20棟の建物が復元されています。
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物見やぐらの上には古代の格好をした方も
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「王」の家とその内部が再現されています。
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北内郭
吉野ヶ里集落の中で最も神聖な場所とされていたところです。
9棟の建物が復元されています。
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画面中央の主祭殿に登ってみると、当時のまつりごとの様子が再現されています。
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二階では
吉野ヶ里全体の重要な祀りが開かれており、吉野ヶ里の王やリーダーたち
さらに周辺のムラの長が集まっています。
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三階
祖先のお告げを聞く祈りを行っています。
この結果は従者によって二階で会議を行っている王やリーダーに伝えられます。

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北墳丘墓

北墳丘墓がそのまま展示施設となっています。
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約2100年前の歴代の王やそれに近い身分の人が埋葬された特別な墓です。
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遠い昔の事を想像しながら、復元された住居や出土した展示品の数々を見ると
何か古代のロマンを感じます。
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