中島の九州ブログ

九州内の名所や行事などを紹介したブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

2017年03月

昨年4月に発生した熊本地震の影響で熊本市動植物園も10ヶ月近く全面休園
していましたが、今年の2月25日から部分開園されています。
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正門と西門はまだ使用出来ないので江津湖側の南門か
この画図橋バス停近くにある植物園側臨時門から入場することになります。
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今回の部分開園で見ることが出来る動物はゾウ・キリンと
動物ふれあい広場の山羊や羊と鳥舎のニワトリなど一部です。
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ゾウも久しぶりに子供たちの歓声が戻ってきて嬉しいぞう
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キリンも動物園の再開を首を長くして待ってました。
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思わず寒気がするほどのくだらないシャレはスルーするとして
園内をスルスルーっと通り抜けるこのモノレールに乗ると
一部立ち入り禁止区域の動物たちも上から見ることが出来ます。
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これに乗って園内を周ってみましょう。
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鹿の仲間がいるエリア周辺もまだ地上から見ることは出来ませんが
上からはご覧のとおり。
鹿からはシカトされていますが・・・
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動物との心のふれあいを求めて「ふれあい動物広場」に行ってみました。
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カメラを構えますが、ここでも餌を食べるのに夢中なヤギたちからは
まったく相手にしてもらえず
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それならば子供たちにも人気のモルモットで。
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何とかカメラ目線?で一枚 (*^_^*)
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いい年して年甲斐もなくミニ新幹線にも乗ってみました (^^ゞ
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左手前方にシマウマ発見!
うっかりしてると見過ごしてしまうま。
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最後は観覧車です
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上から動物園全体が見渡せます。
画面中央の我が家とは比較にならないほど立派な豪邸はチンパンジー舎です。
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熊本市動植物園は現在土、日、祝日のみ部分開園しており
この期間中は入園無料となっています。
臨時門の近くに「動植物園復興応援募金箱」があったので
僅かではありますが、入園料の代わりにほんの気持ちの程を。
一日も早く全面開園して
またすべての動物たちの元気な姿が見られるのを願っています。

前回のブログ記事、飯塚市の「福岡いいづか雛(ひいな)まつり」でアップした
嘉穂劇場に続いて今回は旧伊藤伝右衛門邸です。
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筑豊の炭鉱王、伊藤伝右衛門の当時の栄華を極めた本邸で
入口には福岡市天神の赤胴御殿から移築された立派な長屋門があります。
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元内閣総理大臣、麻生太郎氏が揮毫したものです。
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表玄関から中へ入ると
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すぐ左手に応接室があり
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畳が敷き詰められた広い廊下を通って本座敷へ行くと
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そこには部屋一面に広がる座敷雛が飾られていました。
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今年のテーマは「平安の夢」
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人形たちがおりなす雅、平安の夢の世界は見る人々を魅了します。
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また各部屋にもさまざまなひな人形が飾れており
こちらは皇女和宮のひな人形です。
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部屋からは美しく手入れされた回遊式日本庭園も一望できます。
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この庭園は平成23年には国指定名勝にも指定されています。
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柳原白蓮が過ごした二階の居室です。
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英国ビクトリア様式の装飾を施した洗面台
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食堂
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応接室のアールヌーボー調マントルピース前のテーブルには
伊藤伝右衛門と柳原白蓮の写真が飾られていました。
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旧伊藤伝右衛門邸

福岡県飯塚市幸袋300番地
入館料 
大人 300円
小・中学生 100円
駐車場 幸袋リサーチパーク内(無料)

福岡県飯塚市にある嘉穂劇場は1931年に完成した木造二階建ての
江戸歌舞伎小屋様式の劇場です。
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現在飯塚市の「福岡いいづか雛(ひいな)のまつり」の一環として
「嘉穂劇場の雛祭り ひみつの花園」というイベントが行われています。
(3月28日(火)まで)
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舞台のそでにはひな人形などいろいろなものが展示されています。
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  舞台上には衣装を着て記念写真が撮れるひな壇や
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不思議な現代アートの作品も
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それらの前でもオブジェと一緒に記念写真を撮ることが出来ます。
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舞台から見た升席です
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舞台の下に入ってみました
「奈落」です
直径15.8m 手動回転式の廻り舞台があります。
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奈落花道下の通路
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二階の桟敷席から
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ランプの装飾品にもそれぞれにユニークなものがあります。
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ひな祭りが行われていた嘉穂劇場の会場は
何かノスタルジックな中にも不思議なメルヘンの世界がありました。
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嘉穂劇場は
国の「登録有形文化財」と経済産業省の「近代化産業遺産」
にも登録されています。

三月は各地でひな祭りが行われていますが、ここ熊本県菊池市隈府の一帯でも
「菊池わいふのひなまつり」が行われています。(3月12日(日)まで)
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今回はその会場の一つでもある「菊池夢美術館」に行ってみました。
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会場には市民の皆さんの協力により多くのひな人形が飾られています。
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ひな人形にもそれぞれにいろいろな表情があります。
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こちらは柳川の吊るし雛「さげもん」です。
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赤ちゃんの健やかな成長を願って這い人形
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菊池市には地名である隈府(わいふ)と英語の妻(Waifu)をかけて
「おしどり夫婦の里 菊池」と言うキャッチフレーズがあります。
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という事で美術館の前にある足湯でちょっと温まった後
隣接する菊池観光物産館で「夫婦善哉 菊てまり」という
アイスクリームを買ってみました。
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地元菊池で作る「マルセイユ」というフランス原産の珍しい品種の
メロンを使ったアイスだそうです。
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隈府でアイスを食べてワイフを愛す?
くれぐれも冷たい関係にならないように
・・・・
ツマらないシャレで失礼しました。(^^ゞ

熊本県天草市河浦町の崎津集落には町のシンボルとも言える崎津教会があります。
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崎津教会を含む崎津集落は長崎県内の多くの教会群と共に
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として
平成30年の世界遺産登録を目指しています。
今回はその崎津集落を散策してみました。
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まずは崎津教会を見てみます。
設計は長崎県を中心に九州内の多くの教会を手がけた鉄川与助氏
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重厚なゴシック様式で1934年に竣工しました
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鉄筋コンクリートと木造の部分の組み合わせで出来ており
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ステンドグラスが美しい教会です
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教会の近くには
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2016年の夏にオープンした「崎津資料館みなと屋」があり
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天草キリシタン関係の資料やジオラマなどが展示されています。
(入館無料。内部は展示品以外の一部が撮影可能です)
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集落をぶらりと歩き、民家を改装した「下田珈琲店」に入ってみました。
座り心地のいいソファでコーヒーをいただきます。
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コーヒーカップは地元天草の陶芸家による特注品だそうで
受け皿と飲み干したコーヒーカップの底にもクルスが刻まれていました。
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マスターといろんな話をしながらコーヒーを飲んだ後は
崎津集落と教会が一望できる展望所に行ってみました
この崎津諏訪神社の鳥居をくぐって裏山の石段をひたすら上ります。
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ここからの景色は最高です。いろいろな事を想像しながら
来年崎津集落の世界遺産登録が実現できる事を願って天草を後にしました。

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