2022年03月
猫伝説がある寺 千光山生善院 (通称 猫寺)
熊本県球磨郡水上村岩野にある千光山生善院は通称猫寺と呼ばれる寺です。
この寺は寛永2年(1625年)に人吉・球磨地方を統治していた相良藩が
ある霊を鎮めるために建てられました。

ある霊とはかつてこの地にあった普門寺の住持・盛誉法印が相良藩により
無実の罪で殺されたため
その母・玖月善女はわが子を思い愛猫の黒猫玉垂に怨みを言い含め
わが子の後を追って死ぬと以後猫の怨念により次々と奇怪なことが起きたので
その霊を鎮めるために建立されたと言われています


山門の前には狛犬ならぬ狛猫が両脇に建てられています。

生善院観音堂は江戸時代前期(1625年)の建立で

国指定重要文化財に指定されています。

観音堂は堂内の金箔や極彩色の厨子や須弥壇と

堂の内外を漆塗りとした霊屋的な意匠をもつ建物です。
観音堂裏の倉庫には春の大祭に使用された化け猫の神輿もありました。

悲運の伝説がある猫寺ですが
猫好きの方なら一度は訪れてみたいところです。

悲運の伝説がある猫寺ですが
猫好きの方なら一度は訪れてみたいところです。
上天草市松島町阿村周辺を訪ねて
天草四郎伝説の洞窟 吹割岩
島原・天草の乱の中心人物として知られる天草四郎
その天草四郎が戦いの時、潜んで作戦を練ったと言われる場所が
熊本県上天草市大矢野町登立にあります。

案内板のある駐車場から

150mほど進むと

天草四郎の洞窟吹割岩です
約300万年ほど前天草にあった火山溶岩ドームの裂け目で
両側に切り立った岩が迫り、ひんやりとした空気感が漂います。
天草四郎の洞窟(吹割石)の由来が書かれている案内板
書かれている内容は駐車場の入り口のと同じですが
35年位前に立てられたもので年月を感じます。
案内板の一部には
万一に備えてこの洞窟を島原の原城まで堀りぬかせていたともいわれ
原城落城のおり天草四郎は死んだことになっているが
実はこのトンネルを通ってこの洞窟にのがれて
来たとの一説もある
と記されています。
岩のそばには不動明王や
弘法大師なども

奉納されていました。
この地は大矢野八十八か所のひとつ、番外奥の院にもなっています。
天草四郎の洞窟(吹割石)の由来が書かれている案内板
書かれている内容は駐車場の入り口のと同じですが
35年位前に立てられたもので年月を感じます。
案内板の一部には
万一に備えてこの洞窟を島原の原城まで堀りぬかせていたともいわれ
原城落城のおり天草四郎は死んだことになっているが
実はこのトンネルを通ってこの洞窟にのがれて
来たとの一説もある
と記されています。
岩のそばには不動明王や
弘法大師なども

奉納されていました。
この地は大矢野八十八か所のひとつ、番外奥の院にもなっています。
人吉球磨のひなまつり
熊本県の人吉・球磨地方では現在「人吉球磨のひなまつり」が行われています。

人吉・球磨地域の10市町村、約30ヶ所の観光施設や飲食店などで
各地域ごとにそれぞれ催しが行われていますが
展望所内一階にある推定樹齢1000年の市房夫婦杉の中にある

木彫りのひな人形も何だか味があります。