世界文化遺産にも指定されている熊本県荒尾市の万田坑へ行ってみました
1800年代の終わりから竪坑が作られ、1900年代前半には石炭産業の
最盛期を迎えていた万田坑ですが、1951年(昭和26年)に採炭を終了
1997年(平成9年)に閉山しています。
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そんな石炭産業を支えた三池炭鉱の万田坑は
明治日本の産業革命遺産製鉄・鉄鋼・造船・石炭産業として
九州内や本州の他の施設と共に2015年(平成27年)にユネスコ世界文化遺産
に登録されています
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入場への玄関口万田坑ステーションです。
ここで入場券を購入します
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中には展示室などがあります
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煉瓦造切妻二階建ての中にあるのは
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第二竪坑巻揚機室です
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国重要文化財に指定されています
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ケージ巻揚機
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巻揚機室からの眺め
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1909年(明治42年)に竣工された煉瓦造りの建物です
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万田坑のシンボル的存在の
国重要文化財にも指定されている第二竪坑櫓です
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総鋼鉄製で高さ18.9m、1908年(明治41年)竣工
英国製の鋼材が使用されています
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第二竪坑坑口
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ケージ(昇降用エレベーター)です。
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地下264mへと続く竪坑口
(現在は塞がれています。)
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山ノ神祭祀施設(国重要文化財)
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職場(修繕工場)
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選炭場跡にはかつてこの地区で活躍した
炭坑電車の12号機と18号機が2023年(令和5年)7月から
展示されています。