佐賀県の吉野ヶ里町と神崎市にまたがる吉野ヶ里歴史公園は
弥生時代の遺跡の発掘調査をもとにそれらを整備復元した広さおよそ50ヘクタール
にも及ぶ広大な歴史公園です。

   今回は吉野ヶ里歴史公園をエリアごとに簡単に説明したいと思います。
8434073f.jpg
南内郭
王や支配者層が住んでいた場所です。
物見やぐらは実際に登ることが出来き
やぐらの上からは遠く佐賀市方面も見渡せます。
53626154.jpg
ここには王たちの居住空間を含め20棟の建物が復元されています。
6dcd508b.jpg
物見やぐらの上には古代の格好をした方も
97811389.jpg
cd2a23da.jpg
「王」の家とその内部が再現されています。
fe1b9934.jpg
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北内郭
吉野ヶ里集落の中で最も神聖な場所とされていたところです。
9棟の建物が復元されています。
0ef4aaf7.jpg
画面中央の主祭殿に登ってみると、当時のまつりごとの様子が再現されています。
7fbf51df.jpg
二階では
吉野ヶ里全体の重要な祀りが開かれており、吉野ヶ里の王やリーダーたち
さらに周辺のムラの長が集まっています。
84bc6cdb.jpg
三階
祖先のお告げを聞く祈りを行っています。
この結果は従者によって二階で会議を行っている王やリーダーに伝えられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
北墳丘墓

北墳丘墓がそのまま展示施設となっています。
a7966793.jpg
約2100年前の歴代の王やそれに近い身分の人が埋葬された特別な墓です。
de0f3c14.jpg
------------------------------

遠い昔の事を想像しながら、復元された住居や出土した展示品の数々を見ると
何か古代のロマンを感じます。
5c935d50.jpg