福岡市中央区にあるふたつの歴史的建造物を訪れてみました。
b36a1f05.jpg
まずは天神中央公園内にある旧福岡県公会堂貴賓館です。
fa7b2ab7.jpg
明治43年(1910年)竣工
第13回九州沖縄八県連合共進会の開催に際し、会期中の来賓接待所を兼ねて
共進会会場東側の現在地に建設されました。
設計、監督は当時福岡県土木技師であった三條栄三郎氏によるものです。
6f5a34f0.jpg
八角形の塔が張り出す造りで
この二階部分は貴賓室の一部になっています。
9c5b277c.jpg
石柱による重厚な玄関ポーチです。
963570b9.jpg
数少ない明治時代のフレンチルネッサンスを基調とする木造公共建物です。
なお、旧福岡県公会堂貴賓館は現在外装および内装の
美装化事業工事中ですが、内部も見学できます。

国指定重要文化財

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
833a3d36.jpg
続いて天神1丁目昭和通り沿いにある福岡市赤煉瓦文化館
6d56f1bc.jpg
明治42年(1909年)竣工
明治時代の建築家 辰野金吾工学博士、片岡安工学士によるもので
旧日本生命保険株式会社九州支店として建てられました。
c8a88e51.jpg
ドームや小塔、屋根窓を配した銅板葺木の屋根や赤煉瓦と白い花崗岩の外壁などは
19世紀末英国で流行したクイーンアン様式に影響を受けて造られたものです。
2c08e304.jpg
すぐ横には水鏡天満宮の鳥居も見えます。
93194a3e.jpg
現在は福岡市文学館として使用されています。
国指定重要文化財

この二つの建物はほぼ同時期に建てられたものですが
それぞれに特徴があってなかなか興味深いものがありました。