熊本県球磨郡多良木町に「千年の目覚め平成悠久石」という不思議な石があります。
今回はこれを見ようと訪れてみました。
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国道219号線の多良木町中心部から南へ
県道143号線、及び144号線の狭い山道を車で行くこと約40分
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槻木地区という集落の
乗り合いタクシー待合所のところに

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案内板が見えました。
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県指定重要文化財弘法大師像が安置されいる薬師堂の前に
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千年の目覚め平成悠久石があります。
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直径約140cm、重さ約4トンの球形の石で
平成18年7月の豪雨により下槻木地区林道南線の法面(山腹斜面)が崩壊し
土砂の中から突如出現したもので
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石の横には発見された当時の写真と
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専門家の調査による案内板が設置されています。
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「千年の目覚め 平成悠久石」と命名されたこの石は
数千万年前に形成されていた砂岩が長い年月で風化侵食して割れ
流されて途中で角が取れ円形となった砂岩礫だと言われています。
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とても自然が作ったものとは思えないほど見事な球形です。
石の前には他の小さな丸い石や野球のボールなどが奉納されていました
球技などの必勝祈願にもいいのかもしれません。
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平成悠久石の左右には
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熊本県指定天然記念物 大師のコウヤマキ
樹囲約4,0m 樹高約31,5m 樹齢約600年と
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多良木町指定天然記念物 大師のイチョウ
幹囲約5,5m 樹高約39m 樹齢約600年
があります
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いずれも同じ頃に植えられたものと推定され
静かな山の中の巨木の間にある平成悠久石と共に
何かパワースポット的な雰囲気が漂い
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ここだけが長い年月がそのまま止まってるような感じでした。