熊本県玉名市の伊倉には道路を挟んで北と南に分かれた珍しい神社があります。
伊倉北八幡宮と伊倉南八幡宮です。

これはかつて玉名郡司日置(へき)氏の荘園を宇佐八幡宮が買得し
直接経営したことに始まり、中世に行われた下地中分線を境に
南方、北方に別れたことに由来するものです。
まずは広い駐車場がある南八幡宮から訪れてみます。

神社の創建は和銅2年(709年)と言われており

左右には仁王像の姿もあります。
鳥居をくぐると右手には大きなご神木があります。
玉名市指定天然記念物伊倉南八幡宮の大樟です。
樹齢400年以上、幹の太さ7.8m 高さ36m
古来「雷神木」と称され江戸時代にはひとつの社殿として扱われていました。


狛犬と楼門

拝殿です。

拝殿の龍
南八幡宮から
写真左側に見えるのが北八幡宮です。

こちらが道を挟んである北八幡宮
間には県道167号線(肥後伊倉停車場線)が通っています。

立派な楼門です。

楼門には

ちょっとユニークな力神と


随神像が。
拝殿と
拝殿の木鼻

拝殿の横には秋に行われる節頭馬追いの節頭馬奉納記念碑があり、
他にも春と秋には練り嫁行列などの行事も行われます。
北八幡宮から見た南八幡宮です。
コメント
コメント一覧 (4)
建物の細かいところまで写真に撮られて
凄く見やすかったです♪
しかし、昔の方達は素晴らしい職人さんばかりですね〜。
nakashima
が
しました
こんにちは
普段さりげなく参拝する神社も改めて細部までじっくりと見渡してみると
また新たな発見があったりしますね。
なかなか興味深い伊倉北、南八幡宮でした。
コメントありがとうございます。
nakashima
が
しました
9月19日(日)神戸市須磨区より寄稿。
nakashima
が
しました
ホントに月桂樹さんは木がお好きなんですね。
特に神社の御神木とかの大きな木は何か特別なものを感じますよね。
本当に木って不思議です。
コメントありがとうございます。
nakashima
が
しました