熊本県玉名市の伊倉には道路を挟んで北と南に分かれた珍しい神社があります。
伊倉北八幡宮と伊倉南八幡宮です。
01IMG_9942_1
これはかつて玉名郡司日置(へき)氏の荘園を宇佐八幡宮が買得し
直接経営したことに始まり、中世に行われた下地中分線を境に
南方、北方に別れたことに由来するものです。

まずは広い駐車場がある南八幡宮から訪れてみます。
02IMG_9944_1
神社の創建は和銅2年(709年)と言われており
03IMG_9947_1
左右には仁王像の姿もあります。
11IMG_9995_1
鳥居をくぐると右手には大きなご神木があります。
玉名市指定天然記念物伊倉南八幡宮の大樟です。
樹齢400年以上、幹の太さ7.8m 高さ36m
古来「雷神木」と称され江戸時代にはひとつの社殿として扱われていました。
07IMG_9992_206IMG_9993_1
05IMG_9996_1
狛犬と楼門
09IMG_9955_1
拝殿です。
10IMG_9988_1
拝殿の龍
IMG_9956_1_1
南八幡宮から
写真左側に見えるのが北八幡宮です。
12IMG_9963_1
こちらが道を挟んである北八幡宮
間には県道167号線(肥後伊倉停車場線)が通っています。
13IMG_9964_1
立派な楼門です。
14 IMG_9968_1
楼門には
15IMG_9984_1
ちょっとユニークな力神と
17IMG_9979_116IMG_9977_1














随神像が。
19IMG_9976_1
拝殿と
IMG_9973_1
拝殿の木鼻
18IMG_9971_1
拝殿の横には秋に行われる節頭馬追いの節頭馬奉納記念碑があり、
他にも春と秋には練り嫁行列などの行事も行われます。
20IMG_9967_1

北八幡宮から見た南八幡宮です。