中島の九州ブログ

九州内の名所や行事などを紹介したブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

カテゴリ:熊本の記録 > 熊本市

熊本市中央区水前寺公園にあるジェーンズ邸は熊本県内に
現存するものとしては最古の洋風建築です。
県指定重要文化財でもある熊本洋学校教師ジェーンズ邸は
1871年(明治4年)に開学した熊本洋学校の教師として招聘したアメリカ人教師
ロイ・ライジング・ジェーンズ(1837-1909)の住居として
古城(現在の熊本県立第一高等学校内)に建てられました
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古城から南千反畑町、水道町、水前寺公園と
3度の移築を重ねたジェーンズ邸は
2016年の熊本地震により全壊してしまいましたが
復旧工事の後。7年4か月の時を経て
被災地から200mほど離れた水前寺江津湖公園の一角に
4度目の移築再建がなされ、2023年9月から一般公開されています
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建物は洋風建築でありながら瓦葺屋根や壁や装飾は漆喰仕上げにするなど
日本の伝統的建築技法も用いられており
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細部まで意匠が凝らされたつくりとなっています
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日赤記念館としても使用されたジエーンズ邸の横には
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日本赤十字100周年記念時に設置されたモニュメント
「愛の手とこしえに」も設置されています
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入ってすく左側の部屋には
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ジェーンズ氏のパネル
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シャンデリア
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マントルピースなどもあります
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地震により壊れた部材は
可能な限り再利用し建設当初を再現しています
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廃材が置かれた展示室です
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二階に上がり
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廊下を抜けると扉には色ガラスがはめられています
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扉の先の
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ベランダからの眺め
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2階展示室
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ジェーンズ邸は
開館時間 午前9時半~午後4時半
休み 月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料 令和5年度は無料
となっています


熊本市中央区の水前寺公園内にある出水神社です。
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熊本地震後に再建された檜つくりの鳥居と
その先が水前寺公園の入り口料金所
水前寺公園全体が出水神社の境内となっています
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鳥居の前には新しい狛犬もあります。
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右側の狛犬の横には
「従是出水神社域内 明治十二年四月」
と刻まれた石碑も建てられています。
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二の鳥居
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手水舎
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神水「長寿の水」
阿蘇火山系の硬水で長寿の水とされ飲むことができます
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光復の碑
昭和20年(1945年)の戦災で焼失した社殿が
昭和48年(1973年)に復元された際の記念碑です。
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石灯篭の上の狛犬も
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なかなかユニークです。
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社殿
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五葉の松
肥後細川家初代熊本反藩主細川忠利公が大事に育て
鑑賞していた盆栽の松です
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藤孝(幽斎)公三百年祭記念碑(右側)と崇徳報恩の碑(中央)
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境内末社の稲荷神社
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第10代藩主斉茲公により、文化6年(1909年)
京都伏見より勧請御鎮座されました。
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久しぶりに熊本市の水前寺成趣園に行ってみました。  
一般的には通称の水前寺公園と言ったほうがなじみ深いかもしれません。
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参道ではくまモンもお出迎えです。
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入り口の料金所前には
熊本地震後に建てられた出水神社の木製の鳥居があります。
(公園内の出水神社についてはまた別の機会にアップしたいと思います)
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鳥居をくぐると長さ1,5mほどの小さな石橋が。
明治44年に架けられた出水小橋(いずみこばし)です
気が付かずに通り過ぎてしまいそうです
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そばには夏目漱石の句碑も
「湧くからに流るるからに春の水」
と詠っています。
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中に入ると左手にレトロな電話ボックスがあります。
九州初の公衆電話だそうで
当時の熊本郵便電信局坪井支所前(現在の南千反畑郵便局前)
に設置されていたのを復元したものです
今や通常の公衆電話ボックス自体も少なくなりました。
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石橋を渡ると
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澄んだ池では鯉が泳いでいます。
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鯉の餌も販売されています。
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少し離れたところではすっぽんも
甲羅干しをしていました
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東門近くにあるのは
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細川流盆石の石庭です。
案内板には
「盆石とは黒漆の盆上に自然石と白砂で大自然を映す縮景芸術です」
とあります。
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古今伝授の間
もともとは京都御所にあった建物で
この部屋で細川家初代の細川幽斎公が智仁親王に
古今和歌集の解説の奥儀を伝授した場所であることことからこの名が付きました
大正元年(1912年)に現在の場所へ移築
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熊本県指定重要文化財
座敷でお茶と茶菓子を味わうこともできます。
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古今伝授の間前からの眺めです。
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おやすみ処 展示館
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帰りに参道にある杉養蜂園のみつばつ牧場でソフトクリームを食べてみました
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はちみつたっぷりの巣房蜜をトッピングした
プレミアムなソフトクリームです。
これがすごく甘くて最高でした。

熊本駅からもほど近い熊本市西区春日1丁目場所にある北岡神社です。
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平安時代に京都の祇園社の分霊を勧請して創建されたと伝えられています。
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鳥居をくぐり抜け見上げるとひときわ存在感のある
御神木厄除の夫婦楠が見えます
向かって左側雌楠が樹高26.5m、幹回10.6m、枝張18,5m
右側の雄楠が樹高22,5m、幹回12,3m、枝張12,5mの巨木です
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樹齢約1000年
魔除け、夫婦円満、縁結びの御利益があると言われ
男女それぞれ定められた作法により楠の周りを
周って参拝します。
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夫婦楠のある石段を上ると楼門が見えてきます
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手水舎
自動で水が出ます
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楼門
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御祭神は健速須盋嗚尊(たけはやすさのをののみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
八柱御子神(やはしらのみこがみ)
イラスト入り案内板がありました。
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現在の社殿は昭和8年(1933年)に改築されたものです
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社殿の後方には宝授の大楠や
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北岡神社 御本社 壱之神輿なども展示されています。
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また境内には他にも八坂神社や 
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稲荷神社
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久末神社
などの摂社、末社の他
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歯固め石
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八縁乃石(やえのいし)叶え紐などがあります。

熊本市中央区にある熊本護国神社に行ってみました。
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鳥居から拝殿にかけて
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世界平和の願いを込めて万国旗が掲げられています
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拝殿
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平成2年に天皇陛下御即位大典・皇紀子二千六百五十年などを
記念して建てられた神馬之銅像
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不動岩のさざれ石
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明治九年神風連の際本陣が置かれた場所で
神風連挙兵本陣跡の碑が建てられています。
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神社の南側には梅園があるので
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ちょっと寄ってみました。
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訪れた2月下旬は満開のちょっと手前で
まずまずの開花具合といったところでしょうか。
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平和な世界を願って参拝して帰りました。

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