中島の九州ブログ

九州内の名所や行事などを紹介したブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

カテゴリ:熊本の記録 > 県南

今の時期、各地でひな祭りなどが行われていますが、ここ熊本県八代郡氷川町でも
「氷川町まちつくり酒屋ひなまつり」が行われています。
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築約190年の旧民家を改装した会場内では
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約1800点のひな人形が飾られています。
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江戸時代からの
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伝統的な雛人形をはじめ
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卯年にちなんだ
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うさぎの雛など
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さまざまな人形が
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見る人を
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ちょっとほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
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ひな人形を鑑賞した後は
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会場内でひなまつり限定のおひなパフェを食べてみました。
バームクーヘン、プチシュークリーム、コーンフレーク
ひなあられ、生クリームなどが入ったカフェと
水出し珈琲がセットになっています。
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2023年氷川町まちつくり酒屋ひなまつりは
3月26日(日)まで行われています。
10時~17時
休館日 月曜日・祝日
入場無料


しょうがの名産地である熊本県八代市東陽町は石橋の里としても知られています
今回はそんな東陽町を巡ってみました。
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まずは河俣字久木野にある河俣川に架かる笠松橋
明治2年(1869年)に架橋され、長さ22.75m
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東陽町を代表する最も大きな石橋です。
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市指定有形文化財・建築物にも指定されており
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周辺は公園化されています
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続いて笠松橋の上流にある
鹿路橋です。
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嘉永元年(1848年)頃架けられたもので
長さ20,38m 径間13,65m 橋幅2,77mと比較的大きなものです
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笠松橋の下流にある谷川橋です。
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架橋は昭和4年と石橋の中では比較的近代に架けられたものです。
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近くには河俣阿蘇神社があります。
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鍛冶屋下橋 東陽町北西原
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市指定建造物  
1800年頃とされ八代地域で最も古い年代に架けられた橋です。
長さ7,03m 径間3,92m 橋幅2,46mと小さいものですが
自然石を生かした美しいアーチの橋です。
他に今回は割愛しましたが、鍛冶屋上橋と中橋もあります。
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鍛冶屋下橋の近くにある石匠館
石橋全体について学べる施設です。
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白髪岳天然石橋
凝固岩によって自然に造形された天然の石橋です。
その昔、白髪岳の天神様が道をふさいでいた大岩を
蹴り破ってできたという伝説が残っています。
東陽町指定天然記念物
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長さ27m 径間18m 高さ9m
雑草が生い茂り近くまで行くことが出来なかったのですが
自然の力を感じました
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東陽町南にある道の駅東陽交流センターせせらぎの横には
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石橋公園があり
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日本庭園に旧重見橋が移築されています。
かつて重見地区を流れる小浦川に架かる橋で
平成元年にこの地に移設されました。
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最後に道の駅東陽の野菜レストランさんふるるで
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生姜かつ丼を食べて帰りました。
この店でも人気のメニューで
下味をつけた生姜と大葉とチーズのかつの相性が抜群でした

熊本県球磨郡湯前町にある潮神社(うしおじんじゃ)は
別名おっぱいの神様と言われている神社です。

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うっそうとした林の中の大きな木に囲まれた静かに地にあり
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歴史を感じる古い建物がなんだか雰囲気があります。
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宮崎県の鵜戸神宮の分社とされ
主祭神は鵜戸神宮とおなじ「ウガヤフキアエズノミコト」
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別名おっぱい神社の名があるように
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拝殿にある白いものは
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乳房を模ったもので
出産の前後にこれを作って奉納すると、乳の出が良くなるといわれています。
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他にも子宝や安産祈願、病気など、いろんな願い事が書かれています。
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神社の近くにある潮井戸は山の中にあるのに塩分を含んでいて
地下山脈で宮崎の日南海岸とつながっていると伝えられており
そのため潮神社の名前の由来になったとも言われています。
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井戸の前には潮井戸と潮神社についての案内板があります。
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神社の横にはため池があり
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一帯は潮ため池公園となっています。
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潮神社の最寄り駅でもあるくま川鉄道の湯前駅へ行ってみました。
ホームには潮神社にちなむ潮の鐘があります。
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最後に湯前駅からほど近い庄籠製菓で
潮神社にちなんで作られている
おっぱいまんじゅうを買って帰りました。
ミルク風味の洋風な味の饅頭です。

熊本県球磨郡水上村岩野にある千光山生善院は通称猫寺と呼ばれる寺です。
この寺は寛永2年(1625年)に人吉・球磨地方を統治していた相良藩が
ある霊を鎮めるために建てられました。

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ある霊とはかつてこの地にあった普門寺の住持・盛誉法印が相良藩により
無実の罪で殺されたため
その母・玖月善女はわが子を思い愛猫の黒猫玉垂に怨みを言い含め
わが子の後を追って死ぬと以後猫の怨念により次々と奇怪なことが起きたので
その霊を鎮めるために建立されたと言われています
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山門の前には狛犬ならぬ狛猫が両脇に建てられています。

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生善院観音堂は江戸時代前期(1625年)の建立で
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国指定重要文化財に指定されています。
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観音堂は堂内の金箔や極彩色の厨子や須弥壇と
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堂の内外を漆塗りとした霊屋的な意匠をもつ建物です。
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観音堂と左側が本堂です。
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生善院の本堂前には
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奉納された猫たちや
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猫おみくじと猫絵馬などが並んでいます。
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こちらはねがい猫玉垂
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多言語で書かれている猫寺伝説の案内板
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観音堂裏の倉庫には春の大祭に使用された化け猫の神輿もありました。
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悲運の伝説がある猫寺ですが
猫好きの方なら一度は訪れてみたいところです。

熊本県の人吉・球磨地方では現在「人吉球磨のひなまつり」が行われています。

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人吉・球磨地域の10市町村、約30ヶ所の観光施設や飲食店などで
各地域ごとにそれぞれ催しが行われていますが
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今回はその中のひとつ人吉市赤池原町の国道219号線沿い
「道の駅人吉・人吉クラフトパーク石野公園」へ行ってみました。
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ひなまつり会場となっている焼酎館です。
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手前にあるのは人吉の郷土玩具、巨大なきじ馬です。 
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会場内には
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さまざまなひな人形が飾られており
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創作雛から
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伝統的な雛まで
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その数約500体
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今回で24回目となるこのひなまつりも
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昨年は新型コロナウィルスや一昨年の7月豪雨の影響で
中止となりましたが
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今回は「人吉・球磨の元気を伝える」イベントとして
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2年ぶりの開催となりました。
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また開催されて良かったです。
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焼酎館の先にある高さ25mの展望所からは
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360度パノラマの人吉球磨の風景が望めます。
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展望所内一階にある推定樹齢1000年の市房夫婦杉の中にある

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木彫りのひな人形も何だか味があります。

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