中島の九州ブログ

九州内の名所や行事などを紹介したブログです。 ご覧いただきありがとうございます。

タグ:佐賀県

佐賀県杵島郡白石町にある名所を二ヶ所ほど巡ってみました。
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まずは肥前犬山城
標高342mの杵島山山頂「犬山岳」に建てられたお城の形をした展望所です
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訪れた日は時折雲も出て
あいにく視界はあまりよくありませんでしたが
晴れた日には佐賀平野から有明海、遠くは福岡県、熊本県までの
大パノラマが広がります。
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コンクリート作りの内部の階段を
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二階に上がると
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白石平野の展望が広がります
眼下に見える3つの小高い丘のひとつ、そのうちの真ん中が
戦国時代に難攻不落と言われていたお城「須古高城跡」です。
平井経治氏の居城でしたが幾多の戦いで滅亡
その後代々鍋島の須古藩が城主となっていました
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北側は武雄方面
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南側
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かつてこのようなお城があったわけではないですが
白石町ではこの地に建てた展望所を城の形にして
先人の歴史と山の名前にちなんで「肥前犬山城」としています。
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続いて肥前犬山城から山を下り、
白石町西部大字湯崎にある縫ノ池(ぬいのいけ)へ行ってみました。
湧水による池で広さは約0.6ヘクタール
一時地下水の汲み上げ過剰により40年ほど枯渇していましたが
2001年(平成13年)に湧水が復活し現在の美しい姿に戻っています
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池の中央の通路を渡り
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鳥居をくぐると
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厳島神社です。
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水の神である市杵嶋姫命(イチキシマヒメ)が祀られています。
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神社の横には
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水汲み場があります。
こんこんと湧き出る水は金妙水と名付けられ
毎秒1.2リットルの水が湧き出ています。
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縫ノ池は佐賀県が選定する「22世紀に残す佐賀県遺産」
にも認定されています。
今回訪れた場所は特に有名な観光地と言うほどではないですが
穴場的存在のなかなかいいところだと思います。

樹齢3000年の大楠のある佐賀県武雄市の武雄神社です。
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創建は天平3年(735年) 別名武雄大明神と言われています。
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石垣の間の階段を上り、三ノ鳥居をくぐると
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拝殿があります。
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鮮やかに飾り付けられている手水舎
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狛犬も番傘をさしています。
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拝殿は昭和45年に再建されています。
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運が開く傘みくじです。
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LEDが付いた網状の物にみくじを結びます
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絵馬掛け所
正八角形になっており、自身の吉方位を横にある看板で確認し
その方角絵馬を掛けて奉納するようになっています。
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拝殿の左側から
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御神木の扁額のある鳥居をくぐり
もみじ通りと名付けられている小路を少し行くと
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樹齢3000年の武雄の大楠です
高さ27m、幹回り26m
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根元の空洞は12畳敷、中には天神様が祀られており
「さが名木100選」武雄市指定天然記念物にもなっています。
なんだかパワーを授かりそうな圧倒的な存在感です。
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また大楠の他、参道の途中にある
縁結びのご神木夫婦檜も見どころの一つです
二つの木が根と上でつながっており
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縁結びの木として信仰されています。

7月下旬、佐賀市兵庫町のひょうたん島公園のひまわりを見に行ってきました。
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ひょうたん島公園周辺にはこの時期約25万本ものひまわりが咲き誇ります
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公園の南側には国道34号線佐賀バイパスの高架橋兵庫大橋が見え
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その手前には長崎本線も走ります。
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ひまわりは西側の他、北側にも少し咲いていました。
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ひょうたん島公園には管理棟の「四季のめぐみ館」があり
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展望所や
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子供向けの遊具などもあります
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この日もうだるような暑さでしたが、
青空の下の鮮やかな黄色いひまわりに
ちょっとだけ癒されたような気がしました。


海へと続く海中鳥居があることで知られている佐賀県藤津郡太良町の
大魚神社(おおうおじんじゃ)へ行ってみました。
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その由来は、今から約300年以上前、沖ノ島に置き去りにされた代官が
満潮で沈みかけた島から脱出しようと竜神様に助けを求めると
大魚(ナミウオ)が出てきて代官は魚の背中に乗って生還したそうです。
その後、代官は魚の名前をとって「大魚神社」を建て
岸から約2丁(約200m)の海中に鳥居を建てたと言われています。
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鳥居のある海岸から国道207号線を挟んで西側に向かうと
大魚神社があり
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本殿と
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佐賀の銘木・古木に指定されている
推定樹齢190年のイチョウの木もあります。
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神社の東側、海中鳥居がある海岸です。
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現地の案内板
多良岳から沖ノ島方向へ向けて三基の鳥居が一直線上に並んでいます。
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潮が引いていたので鳥居の一番先まで行ってみました
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これも満潮になると海へと沈みます。
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海側から見た鳥居
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しばらくすると潮が満ちてきて海への参道が徐々に沈んでいきます。
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この鳥居は30年ごとに建て替えられるそうです。
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他にもハートの鳥居と
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佐賀県全20市町に設置されているゾンビランドサガマンホール
ここにも太良町版がありました。
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「月の引力が見える町」というキャッチコピーのある太良町は
満干時の潮位の差が他の地域よりも大きくなる場所で
この鳥居も時間によっていろいろな情景を見せてくれます。
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歴史的な街並みが連なる佐賀県鹿島市にある肥前浜宿です。
この地域は江戸時代から昭和にかけて酒や醤油などの醸造業を中心に発展し
昔ながらの白壁の建物などが残っており
一帯は国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。
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浜中町八本木宿地区の酒蔵通りを歩いてみます。
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継場
まちなか案内所にもなっていて内部も見学できます。
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継場の二階部分
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洋館風建物は八宿公民館(浜郵便局跡)
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山口醤油醸造場
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白壁の建物が続きます。
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通りにある浜宿キッチンでランチしてみました。
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落ち着いた雰囲気の店内です
ここで土日祝限定で選べる「御膳」からこの店イチオシの
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「あら炊き御膳」をオーダーしてみました。
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大きな鯛のあらには甘辛味が染みています。
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観光酒蔵肥前屋(峰松酒造)
内部は自由に見学でき
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酒類などが販売されています。
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黒麹芋焼酎「魔界への誘い」
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試飲コーナー
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奥には懐かしい昭和の時代のものも展示されていました。
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酒蔵通りの東側から少し離れたところにある「肥前浜宿・茅葺の街並み」
漁村集落で旧池田家、中島家、中村家、荒木家住宅
伝統的な茅葺屋根の民家が現在も残っています。
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こちらは酒蔵通り西側から少し奥に入ったところにある
旧乗田家住宅
江戸時代後期の武家屋敷で内部も見学できます。
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何か昔にタイムスリップしたような懐かしい感覚に浸れる
肥前浜宿の街並みでした。

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