地下鉄の大濠公園駅からすぐ近く

ボートハウスの横を通り長い観月橋を渡ります
右手に浮見堂が見えてきました

端を渡り

松林の中の遊歩道を通ると
浮見堂で
大濠公園のシンボル的な存在です

中島には万葉集の
「しろたへの　袖の別れを　難みして　荒津の浜にやどりするかも」
の歌碑があり
かつて大濠公園の池は、古代の草香江の入り江の跡で、
荒津には港が置かれていて港での別離を詠んだ歌です。

鴨島も見えます

この一帯は野鳥の楽園です。
スワンボートでのんびり湖上散歩もいいかも

公園内を散策した後は

ロイヤルガーデンカフェ大濠公園店のテラス席で
パスタランチをオーダーしてみました
スープ、サラダ、フォカッチャ、ドリンク付きです

山の中腹にある清水寺のシンボル的存在の三重塔です
今回はここを目指します

駐車場から山道をしばらく歩くと
弥名庵が見えてきます
そこから先に進むと
五百羅漢があります
釈迦の弟子五百人の「自覚」への道を志す
修行僧たちの像です
いろいろな表情見ているだけでも楽しいものです

五百羅漢の先にあるのは

仁王門です
「金剛力士」の像を安置した門で延享三年(1746年)に
藩主藩民の寄進によって建立されたものです
先に進みます
「清水寺」の扁額がある鳥居をくぐり参道を登り

清水寺楼門までやってきました
県指定重要文化財で延享保2年(1745)に建立されています

清水寺の本堂です

天台宗の開祖である伝教大使・最澄によって開かれたと云われています
本尊は千手観音菩薩
安産、縁結び、子受けの観音様として知られています

本堂の左には阿弥陀堂、右側には
なで仏も祀られています

清水寺三重塔
1836年大阪四天王寺の五重塔を手本に作られました

山を下り駐車場近くのレストラン暖(はる)に寄ってみました

お洒落な雰囲気の店内で

ハンバーグセットをオーダーしてみました
手ごねふっくらの和牛ハンバーグで
自家製の和風玉ねぎソースをかけていただきます
山を歩いた後のランチはまた格別なものでした

2012年から運行されている福岡オープントップバスには
都市高速を走る「シーサイドももちコース」と
櫛田神社など博多の歴史をめぐる「博多街なかコース」
福岡の夜景を満喫する「福岡きらめきコース」がありますが
今回はシーサイドももちコースです
出発は福岡市役所前で

市役所内に受付カウンターがあります
オープントップバスには青色の0011号車と
赤色の0010号車があり
今回乗したのは

0010号車です
全長約12m、高さ3.35mの大きな車体の
後方の階段から乗り込むと

屋根のない開放的な座席が並びます
定員は36名で今回は一番前の席でした
(座席は先着予約順になっています)

乗り場を出発すると最初の見どころは
赤煉瓦文化館、国指定重要文化財で
東京駅の設計者でもある辰野金吾博士によるものです

天神北ランプから福岡都市高速1号線に入ります
ゲートの高さ4.1m制限の表示板がすぐ真上に迫ります

入り口からカーブを曲がり加速する様子はなかなかのものです
荒津大橋を渡ると

福岡PayPayドームとヒルトン福岡シーホークホテル
福岡タワーが見えてきました

ホテルのすぐ横を通過します
横から見ると細長い建物になっています

都市高速を降りて福岡タワー
1989年(平成元年)開催のアジア太平洋博覧会(よかトピア)の
開催を記念して建設されたもので
総ハーフミラーのタワーの高さは234mです。

昭和通りから明治通りに入り、舞鶴公園方面へ
大手門から潮見櫓です。

平和台陸上競技場前の銀杏も黄色く色づいていました。

国指定重要文化財の多聞櫓(たもんやぐら)
けやき通り
国道202号線の一部で護国神社から警固四つ角交差点までの
約800mの区間に約100本のけやきが植えられており
ビルの高さに迫るほど大きく成長しています

けやき通りを経て西鉄福岡(天神)駅の高架下をくぐり
約1時間で天神の発着場に戻ってきました
この時期オープントップバスはちょっと寒いと
感じるかもしれませんが、車両には床暖房装置も装備されており
乗車した11月下旬は美しい紅葉も見られたし
開放的でなかなか楽しいものでした。